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一節のお裾分け

36節

ひと洗いすれば自分の臭さに気づけます

【LIFE PACKING 未来を生きるためのモノと知恵】
高城剛著

前回は「捨てたい病」についてのお話を紹介させてもらった。今回は、たくさん物を捨てて厳選した持ち物として何を持つのかということに関する本を紹介したいと思う。今回のお裾分けは高城剛さんの『LIFE PACKING 未来を生きるためのモノと知恵』だ。本というよりはカタログのようなものなのだが、バックパッカーをしたことがある人や、旅行好きで持ち物へのこだわりが強い人であればたまらなく面白いと感じる一冊だと思う。この中で参考にして今も使っているアイテムもいくつかある。

この本は世界中を飛び回りながら仕事をする高城剛さんの持ち物について、写真とそれぞれの持ち物に関するエピソードが書かれているものである。旅行期間の長さによってアイテムを分類して紹介しているというスタイルもとても面白い。2週間の旅行と3ヶ月の滞在とでは、必要な持ち物はまた変わってくる。

気になるものは実際に手に取ったり購入したりして、試してみた。特に私が使って感動をしたのは重曹石鹸だ。正式に書くと、石澤研究所というところが販売している「毛穴撫子重曹つるつる石鹸」だ。この本を初めて読んだ時にこの重曹石鹸の紹介の文章がとても気になって仕方がなかった。

『ひと洗いすれば自分の臭さに気付けます

この石鹸を初めて使ったとき、ちょっと驚きました。それは、自分の身体が、これまで嗅いだことのない匂いを強烈に発したからです。その衝撃に「まさか僕だけは?」と不安になって、友人にも使ってもらいましたが、使用後の感想は全員共通していました。重曹はその性質から毛穴の奥まで入り込み、奥に詰まっているゴミを取り出す力があるそうです。購入前は「へー、そうなんだ(棒読み)」ぐらいに思っていたそんな効能ですが10自分の体から出るに匂いで実感することができました。』

それくらい書かれる石鹸がどのようなものなのだろうと思って実際に買って自分で試してみて私はこれを手放せなくなってしまった。

この重曹石鹸は一つが800〜900円ぐらいだったと思うので通常の石けんに比べれば少し高価な石鹸だ。ただ私はこの石鹸を電子レンジで少し温めて柔らかくした状態で包丁を入れて、細かく切り分けて使っている。 細かく切り分けて使うことで水に濡れてどんどん石鹸が溶けて小さくなっていくということがないので、ひとつ買えばかなり持ちが良い。

また、どこかに宿泊に行くときなどもその刻んだ石鹸のひとかけらだけを持っていけば使うことができるので、どこであっても自分の気に入った石鹸を使いたいという場合にかなり便利である。高城さんが書いていたように、液体の持ち込みが制限がある飛行機移動に適しているというのも旅行における固形石鹸の魅力の一つである。

重曹石鹸自体は、特に石鹸らしい甘い香りというものは全くしない。だが本当に本に書いてあった通りで、自分の体の臭いを強烈に感じることができる。そして、「今日は特に体が汚れているな」と思う日にこの石鹸を使うと、いつもに増して強烈な臭いを感じることができるのでやはり自分の臭さに比例して発せられている匂いで間違いはないと思う。

重曹石鹸以外にも「こんな使い方があったのか」「これは便利だな」と思うようなアイテムがたくさん並んでいる。少し偏りがあるのもまた、それがまた逆にこだわりを感じられて面白く、ぼんやりと眺めているだけでも本当に楽しい本である。さらにLIFE PACKINGには LIFE PACKING2.1、 LIFE PACKING 2020の続編が出ているので、そちらも合わせておすすめしたい。どれも Kindle Unlimited で無料で読むことができる。次の旅行に向けての持ち物準備がしたくなるはずだ。

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こうしろう

会社員・ライター・kamenotsuno.com運営

1992年 鹿児島生まれ。青年海外協力隊に従事するなど、ユニークな経歴の持ち主。自身のサイトkamenotsuno.comを中心に、you tubeにてカメのつのチャンネルの配信やno poleの第二期メンバー等、FtMに関する諸問題について、精力的に活動を行なっている。

好きなものは、カメとノート、カレー、黄緑色のもの、などなど。

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